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椅子類のメンテナンス

椅子類のメンテナンス

椅子は座具として人の体を支えるもので、体に接する部分の感触が心地よいことが望ましいです。
一般的に汚れる部分は肘と頭のあたる部分。手垢やほこり汚れが付きやすいです。

木製の椅子、曲げ木の椅子

*枠が木製の椅子は通常塗装仕上げされているので、日常のお手入れは布で乾拭きしてください。

*仕上げ上面に何かが付着して汚れた時には、ぬるま湯で薄めた中性洗剤で汚れを良く拭けば取れます。(その後にワックスをし、乾拭きすると保護効果がでます。)

*曲木椅子の接合部分は、木ねじやボルト、ナットで緊結されているので、使用中ゆるむことがあります。年一回程度締め直しをしてください。

金属製の椅子

*脚部がスチール・ステンレス製の椅子の場合、普段は乾いた布で汚れを取って磨いておくといいでしょう。ただし、室内の湿度が高いとサビが発生しやすいのでご注意ください。

*クロームメッキ仕上げ、ステンレス・アルミ部分の汚れやサビは、金属磨きで十分ふき取り、よく乾かして、シリコンか金属用ワックスをかけ磨きあげてください。

*焼付け塗装の金属局部の汚れは、ぬるま湯で薄めた中性洗剤で汚れを落とし、金属用ワックスで拭いてください。

ビニールレザー張りの椅子

*座や背に張られたビニールレザーは、経年変化で変色したり硬くなったり、感触が低下するので、普段から手入れをして汚れを放置しないようにしてください。

*日常の手入れは乾拭きでごみやほこりを落とし、軽い汚れはぬるま湯で硬絞りした布で拭き取ってください。

*取れない汚れは、中性洗剤をぬるま湯で薄めて拭き取り、洗剤が残らないよう水拭きしてください。

*十分乾かして、艶だしと表面保護のため、ワックスで磨くことをお勧めします。

布張りの椅子

*布張りの椅子は座の前縁と肘の上縁が傷みやすく、特に肘の前方が手垢で汚れやすい。また、織り目にほこりを吸いやすいので、日頃から柔らかいブラシでごみやほこりを取り除いておくと良いです。

*軽い汚れは、ぬるま湯で薄めた中性洗剤でさっと拭き取ってください。

*ひどい汚れは、ベンジンかアルコールを布に浸して拭き取ってください。

皮張りの椅子

革張りの椅子は使用中の経年変化で皮が硬くなったり、摩擦によって皮の表面がすり減ったりするので、時々皮革用ワックスをかけて手入れをしてください。また光に触れるところは隠れたところより色褪せし、直射日光に当たると着色染料が変化する。暖房機の熱風やその他の高熱が当たると皮が変形し効果するので配置場所にも注意してください。

*通常の手入れは、乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。

*水をこぼしたり、薬品をつけたときには、滲み込む前にすばやくふき取ってください。

*汚れた時には、皮革用クリーナーを用い使用法に従って拭き取ってください。この場合汚点部分だけでなく周り全体を拭くようにしてください。

スエード張りの椅子

裏皮なので表面が毛羽立っています。そのため、ほこりを吸いやすいので日常よくブラッシングをしてください。その他注意事項は皮張りと同じです。

籐張りの椅子

籐は温風や直射日光にあたると痛みやすいです。また部分的な荷重や傷をつけると、籐編みのシート全体が破れることもあるので注意してください。籐張りの椅子は使用につれてあめ色に変色し、ややたるみが出てきますが、植物材料として自然な状態で起こる現象です。

*籐椅子は座や背の編目にごみやほこりがたまりやすいので、ブラッシングしてよく落とし、普段は乾拭きしてください。

*汚れは中世洗剤を薄めた液でふき取り、乾いた布で水分をよく拭き取ってください。

プラスチックの椅子

プラスチック製の椅子にはFRP、ABS,ポリプロピレン製などがあります。経年によるシートシェルの材質的変色はある程度やむを得ません。FRP製などは通常塗装仕上げされていますが、この場合得に汚れが目立つので、きめこまかく手入れをすることが大切です。

*汚れは中世洗剤をスポンジに含ませて軽くこすり、さらに水拭きする。

*クレンザーやブラシを使うと表面に傷をつけるので用いないでください。

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